ストーリー 特別インタビュー

日本とネパールの被災地へ再生の願いを込めて歌う Vol.3

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新進気鋭の実力派シンガーソングライター 佐野碧さん

 
いま日本とネパールで展開するチャリティライブなどの震災被災者支援活動が注目を集めている。
ネパールでのライブは5000人以上を動員し、アジア最大級となった。
その魂を揺さぶる歌詞と歌声は、特に日本の中高年層から圧倒的な支持を受ける。
佐野碧の独特な”精神世界”を探ってみる。

 
■取材・撮影協力/阿佐ヶ谷神明宮(東京・杉並区)
 

星空の下、ネパールも日本も「ひとりじゃない」

 
いま佐野さんは、さらなる夢に向けて動き出している。
 
3年目のヒカリソングギフトを今年4月、ネパールの山岳地帯chepang basti村の小学校で開催することだ。
ヒマラヤ山脈を望む標高1200mの地で天空の星空ライブを演出する。
そして、望遠鏡を使った宇宙の授業も小学生たちの前で行いたいという。その実現のため、広く支援金を募っている。
 

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阿佐ヶ谷神明宮を参拝する佐野碧さん

 なぜ佐野さんは、ライブのほかに星空の授業まで考えているのか。
 
「ネパールの子供たちに将来は何をしたいのと聞くと、漠然と『海外に住みたい』と答えが返ってきます。
幼い頃から親の仕事を手伝ったり、教育も受けることなく働いている子供たちが沢山いるのが実情です。
そういった国内の環境の中で、自国には期待できず、外に目が行くのは当然かもしれません。
 
しかし、実は普段何気なく見ている景色が、素晴らしく可能性に満ちているのではないかと、ネパールへ行く度に感じます。
そのことを村の子供たちと一緒に分かち合いたいと思っています」
 
そうした佐野さんの未知への可能性を信じる心は、著名な教育者でもあった岩手の祖父が小学生の頃に育んでくれたものだった。
もしかしたら、震災で失われてしまった宮城の風景を思い出してのことかもしれない。
 
「同じ空の下」という言葉を通じ、人を愛し、人とつながることの大切さを歌い続ける佐野碧さん。
心の奥底を揺さぶる歌の数々に、いま共感の声が続々と寄せられている。 
 
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昨年10月に新アルバム「NAMIDA」をリリース

収録された全10曲を聴き終えると、誰もが涙で満たされる。その他、本サイトと同名の新曲「+Life(プラスライフ)」を今年2月、YouTubeで公開。人とのつながりの大切さを歌い上げ、好評を博す。
 
■オフィシャルサイト「佐野碧.COM