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ファッションデザイナーが語る「シニア世代のおしゃれの真髄」とは?

 

おしゃれな人は年齢や性別を超える

 

街中を颯爽と歩くグリーンのロングスカート姿が眩しい、とか。

カフェで娘さんと楽しそうにおしゃべりするマダムの肩にかかる巻き髪が女っぽい、とか。

夕方、少し早い時間にバーでグラスを傾けるおじ様のネクタイがシブい、とか。

 

以前よりも、街中でおしゃれなシニアを見る機会が増えたように思います。素敵な装いは着る人の年齢・性別に関係なく、見る人をときめかせるもの。「おしゃれ=流行に敏感」というイメージがありますが、それがすべてではありません。おしゃれを楽しむシニアにとって「おしゃれ」とは何でしょうか? 今回は、年を重ねてもなお輝き続けるファッションデザイナー二人の言葉から年を重ねてからのおしゃれを探ってみたいと思います。
 
デザイナーの仕事道具
 

カリスマデザイナーが考える“おしゃれの真髄”

 

お一人目は鳥居ユキ(1943年1月3日生まれ)。
麻布十番にあるオフィスのショーウィンドウに飾られた服は「まるでショーみたい!」と多くの人を魅了しています。
そんな鳥居ユキの着こなしのポリシーは「昨日とは違うようにする」とのこと。

スカートの丈・雰囲気や柄など、ファッションの流行はとどまることを知りません。昔流行っていたものが何十年の時を経て、また流行り出すということも多いです。「昔買ったものでも、そこに今らしさを少し加えるだけで驚くほどおしゃれになる」とも語っています。時代を超えたファッショナブルなミックススタイルは、生きてきた年数と比例して生まれるのかもしれません。
 
シニアのおしゃれ
 

お二人目は島田順子(1941年7月7日生まれ)。
髪は黒く染めたりせずに自然な白髪。化粧もほとんどしないそうですが、女性の色気と艶を感じます。そんな彼女のポリシーは「いろいろと試して工夫すること」なんだそう。スカートを重ねてみたり、セーターを後ろ前逆に着てみたり。さまざまなアレンジを楽しんでいます。

「日本人は世間体やマニュアルからもっと解放された方がいい」、そして「毎日何か意外性のある生活をしていると、自然とファッションも変わってくるのでは」とも語っています。

 

シニアのおしゃれとは?

 

二人の言葉から見えたシニアのおしゃれ。それは、自分の中にある好奇心や遊び心を解き放つこと。
「昨日の自分より素敵になりたい」「今日は若い子のトレンドをいれてみよう」-そんなおしゃれを楽しむ気持ちが、自分の可能性や“自分らしさ”の表現へつながるのでしょう。