今後、増加すると思われるシニア世代のアジア暮らし

海外ロングステイ

シニア世代のアジアへの短期・中期のロングステイに関心が高まっています。これは、「旅行でもなく」かといって「移住でもない」、新しい海外での暮らしスタイルです。気候の良い地で豊かな自然に囲まれ、日本での生活より質の高い暮らしができるとすれば、それは大きな魅力と言えますよね。

先進国とはいえ、日本の住宅面積はアメリカやヨーロッパなどに比べると、まだまだ狭いの現状です。特に都心部では土地や家賃が高く、シニア世代にとって誰もが満足のいく住宅事情とは言えません。

さらに日本の都心部では物価も高く、年金で趣味や生きがいに興じ悠々自適な生活をすることは、なかなか難しいのが現状です。そういった理由から、物価の安いアジアの国に目を向け、定年後に海外で年金生活をする人が増えているわけです。

海外暮らし 最近の傾向

少し前までのアジア・ロングスティと言えば、円高による日本とアジアの国々の物価の違いを利用して年金で「日本より良い生活がしたい」というシニアが多い傾向にありました。

 この流れが少し変わり、日本を生活の拠点としながら、夏や冬だけ海外のホテルやセカンドハウスに滞在する人が増え、生活防衛のための海外生活から、富裕な高齢者の「第二の青春」へと徐々に変化しているようです。

滞在先は

滞在先としては、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピンなどのアジアの国を選択する人が多く、これらの国は、物価の安さに加えて治安が安定していることが特徴です。日本に比べ広い住まいが確保できて、そのうえ、人件費が安いのでメイドやドライバー、料理人などを雇って家事の負担を軽減することも可能になります。

アジアが選ばれるもう一つの理由としては利便性の良さです。その所要時間も短いところで4時間程、長いところでも8時間程で、日本から近い距離にあり毎日、数多くの直行便が運行しています。

アジアで人気はマレーシア

アジアで人気はマレーシア

ロングステイ財団によるロングステイ滞在希望国調査によると、アジアで断トツに人気のある滞在希望国はマレーシアとのことです。マレーシアの首都クアラルンプールまでの飛行時間は、東京(成田・羽田)から直行便のフライトで約8時間。アジア各国の中でも、一年中温暖な気候に恵まれ治安が良く物価が安いことから人気を集め、すでに多くの人たちが生活を楽しんでいます。

マレー人・中国人・インド人の三つの民族が共存している多民族国家マレーシアは、中華料理やインド料理、マレーシア料理など、バラエティ豊富な食事を楽しむことができます。果物も種類が豊富で値段も安く、食にこだわるグルメな方にも不便を感じるようなことはありません。

今後も増加するシニアのアジア暮らし

マレーシアの他には、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピンなどを滞在地に選択する人が多いようですが、これらの国の共通点は親日家が多く、物価の安さに加え治安が安定しているという点です。また、日本人向けの高齢者介護や医療施設などが充実した施設もあり、中には介護を求めアジアの介護付き施設に移住する人も少なくありません。

今後は、日本人の富裕層をターゲットに、医療面でも安心、そして介護などが必要になったときに利用もできるような、質の良いサービスを売りにした短期・中期滞在型の施設がアジアに増えていくことが期待できます。

シニアのアジアロングステイで求められるもの

  • 日本からの移動時間が短く飛行機の便数が多い
  • 物価や人件費が安い
  • 町や住まいの周辺環境の治安が良い
  • 食べ物が種類豊富で美味しい
  • サポート体制が整っている(医療施設・英会話など)
  • 現地に日本人のコミニュテイがある
  • 親日家が多い

海外移住やロングステイを考える上で大切なポイント

大切なポイント

まずは、自分が滞在したい候補地の情報収集をしましょう。そして、じっくり時間をかけ準備をしていく必要があります。以下のような点に注意して計画を練っていきましょう。

  • 渡航費を含めた全体予算
  • 毎月の生活費 (年金を利用する場合に賄えるか)
  • 滞在先では自分が何をしたいのか?
  • 移住者へのサポート体制が整っているか(医療施設など含め)
  • 現地に日本人のコミニュティがあるか?
  • その国の気候や治安は安定しているか?

国が変われば言語、習慣、人々の気質も変わります。現地の人たちの風習や決まりごとを尊重し受け入れつつ、自分自身も生活を楽しむことが大切です。

また、現地に日本人のコミュニティがしっかりしているからと言って、日本人としか関わらないのでは、海外暮らしの醍醐味が味わえません。土地の人々と積極的に交流し、その暮らしを肌で感じることにより、さらに充実した毎日が過ごせることとなるでしょう。

大切なポイント2

一度は希望する国の地域に遊びに行ってみて、実際にその場所を体験してみることも大切ではないでしょうか。


アジア地図

アジア地図


経済産業省所轄の財団法人ロングステイ財団によるロングステイの定義
1,比較的長期にわたる滞在である。
 「移住」・「永住」ではなく、帰国を前提とした二週間以上の長期海外滞在型余暇。
2,海外に居住施設を保有、又は賃借する。
 生活に必要な設備が整っている「住い」を保有もしくは、賃借する。
3,余暇を目的とする。
 自由時間の活用を目的とし、豊な時間を過ごし、現地の人々との交流活動等をする。
4,旅よりも生活を目指す。
 異日常空間での日常体験を目指す。
5,生活資金の源泉は、日本にある。
 生活の原資は日本で発生する年金・預金利子・配当・賃貸収入であり、現地での労働収入を必要としない。


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