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認知症の方とのコミュニケーション法の一種である「ユマニチュード」。認知症介護の現場で注目され、実施されています。ユマニチュードにより、認知症の方に笑顔が戻り感謝の気持ちを言葉で伝えるなど、驚くべき変化が起こることが実証されています。いったいどのような方法で実践するのか、効果とあわせて詳しく説明していきます。

 

ユマニチュードとは?

ユマニチュード1
ユマニチュードとは、認知症介護の現場で活躍するケアの方法です。「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つを基本として、150種類以上のコミュニケーションをとります。

ユマニチュードを取り入れ接することで、認知症の方は「自分も同じ価値ある人間なんだ、大切にされているんだ」と感じ、ケアをする人との信頼関係が深まります。そうすると、“笑顔が増える”、“ありがとうの気持ちを言葉にする”などの変化が起こります。その様子は「まるで魔法のようだ」とさえ言われているのです。

 

ユマニチュードの4つの基本と意味

ユマニチュードには、基本となる4つの柱があります。この4つは単独ではなく、目を見て話す、触れながら話す、体を支えながら歩くなど、組み合わせて使用します。

見る:正面から同じ目線で優しく見つめることにより、誠実さを伝え関係性が平等であることを伝えます。
話す:ゆっくりと優しい声で話かけることで、認知症の方に自分の存在を改めて認識してもらいます。
触れる:包み込むように優しく触れ、安心感を与えます。
立つ:立ってケアを行うと、認知症の方は空間を認識しやすくなります。その結果意識レベルが高まり、同時に体の機能向上を図ることができます。

 

絆づくりのための大切な5ステップ

ユマニチュードを実践する際は、5ステップを踏んだ上で実施します。この5ステップは、認知症の方を尊重しコミュニケーションする第一段階といえます。

1.出会いの準備=来訪を伝えるノック
例:ノックをして部屋に入る
ドアを3回ノックし、3秒間待ち、もう一度再び3回ノックして3秒待つ。誰かが自分に会いに来たことを知らせ、受け入れるかどうかを自由に選択してもらいます。また、「3秒間待つ」という行為には、意識水準を上げる効果が期待出来ると言われています。

2.ケアの準備=相手と関係性を築く
例:「あなに会いに来た」ということを伝える
正面から近づいて見つめて、目が合ったら3秒以内に話しかけます。ここでは「見る・話す・触れる」の技術を使用し、伝えていきます。3分以内に同意が得られない場合は、一度諦めて帰ります。ケアの準備を行うことにより、攻撃的な行動が減少しケアを受けることに協力的になってくれます。

3.知覚の連結=心地よいケアを行うユマニチュード2
例:心地よいと感じてもらえるよう体を拭く
「見る・話す・触れる」のうち2つ以上を使用しながらケアを行い、「あなたを大切に思っている」というメッセージを継続的に届けます。筋肉や呼吸など観察して、反応をみながら行います。

4.感情の固定=ケアの心地よさを相手の記憶に残す
例:「気持ちよかったですね、さっぱりしましたね」と声をかける
ケアを行った後、心地よい時間を過ごせたと感じてもらえるよう声をかけます。「この人は心地よいことをしてくれた」「嫌なことをされなかった」という感情に伴う記憶は、たとえ認知症の方でも最後まで残ります。次回のケアを約束するためにも大切なステップです。

5.再会の約束=次回のケアに繋げる準備さよなら
例:「また明日伺いますね」と声をかけメモを残す
約束したことを忘れてしまったとしても、「優しくしてくれた人がまた会いに来てくれる」という期待や喜びの感情が記憶に残ります。これにより、次のケアの際に笑顔で迎えてくれることもあります。

 

まとめ

ユマニチュードは日常で行う簡単な動作を中心としたコミュニケーションで構成されているため、病院や施設だけでなく家庭でも実践できる方法です。また、ユマニチュードを取り入れることにより、認知症の方は感情が穏やかになっていきます。ケアに協力的になってくれることでケア時間が短縮され、介護者側のストレスは軽減されるという、ケアされる側・介護側にとってwin-winの方法なのです。

(グッドライフforシニア 編集部 小窓まどか)