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再就職シニアの実態調査


厚労省が公開した「平成29年簡易生命表」によれば、日本人の「平均寿命」が過去最高を更新し男性81.09歳、女性は87.26歳となりました。
人生80、90年時代の到来で、これからの日本では70歳を超えても元気に働く人が増える事でしょう。

そこで気になってくるのが60歳からの転職活動の実態です。60歳から再就職するのは勇気がいりそうですが、就職されたシニアの皆さんは、実際にどんな経験をされたのでしょう。今日は「再就職シニアの実態調査」のアンケート結果をご紹介します。



■再就職シニアの4人に1人が悩む「年齢の壁」

「派遣登録する前の再就職活動において困ったこと」の質問に対し、最も多かった回答が「年齢制限の壁(27.3%)」。
求人条件では年齢制限が記載されていないので応募したが、実際には年齢制限が設定されており断られてしまったとの回答も少なくなく、やはり年齢制限の壁に多くの方が直面しているようです。


再就職シニアの実態調査


また「スキル・経験不足」と回答した方も12.0%。「その他」の自由回答として多かったのが、「不採用が続くため精神的に気が滅入った」という精神的な問題や、「現役と再就職後の仕事内容のギャップ」「新しい設備に知識が追いつかない」など環境変化への戸惑いなどが見られました。


■再就職した理由は「生活のため」に並び「やりがい・生きがいを求めて」が上位

再就職をした理由を聞いたところ、「生活のため(50.7%)」「やりがい・いきがいを求めて(50.7%)」が共に並び上位に入り、収入面だけでなくやりがいや生きがいといった要素も、大きな就労意欲の動機として考えられています。


再就職シニアの実態調査2

■キャリアを業務に活かせている人ほど業務への満足度は高い傾向

現在の業務に自身のこれまでのキャリアが活かせているかどうかを聞いたところ、71.3%の方が活かせていると回答。合わせて現在の業務への満足度を聞いたところ、高いと回答した方は全体の35.3%という結果となりました。

キャリアを活かせていると回答したうちの45.8%の方が満足度が高いと回答した一方、あまり活かせていないと回答した方では9.4%、全く活かせていないと回答した方に限っては満足度0%という結果となりました。

こうした結果から、現在の業務に自身のキャリアを活かせているかどうかと、仕事への満足度には一定の関係性が見られます。自身のキャリアをどのように活かしながら再就職できるかが、満足のいく再就職先選びのポイントとなると考えられます。


■可能なまで働きたい!家族は再就職に好意的に受け止める

何歳まで働きたいかを聞いたところ、「可能な限り働きたい」と回答した方が最も多く60.7%の方が回答。合わせて家族の方が現在の仕事についてどのように感じているかを聞いたところ、68.7%の方が「喜んでいる」と回答しました。


■これから再就職されるシニアへアドバイス

「健康に留意。年下の管理職との対応時、相手を立てること。相手の意見をよく聞き、自分は新入社員(新人・初心者)と思って働くこと。」(70歳・男性)

「今までの肩書や実績は一切忘れること」(66歳・男性)

「できるだけ資格(国家)を取得しておくことをお勧めします」(62歳・男性)

「健康第一。そして過去のプライドは捨てること」(73歳・男性)

「職場に慣れるために周りへの態度、挨拶を明瞭にし、適度なコミュニケーション力を持つ事」(73歳・男性)

「資格取得をお薦めします。万一の場合『芸は身を助ける』と諺があるように、資格が助けとなると思います。」(72歳・男性)

「自慢話は絶対にしない事。前の職場のやり方を言わない。新派遣先のやり方をそのまま受け入れて、是非を言わない、考えない、素直に。年寄りの頑固さを捨てること。」(65歳・男性)

「派遣先の現場を取り仕切っているのは年下の若い人たちなので、若い人から謙虚に物を教えてもらう気持ちが大切だと思います。」(60歳・女性)

再就職活動を行う多くのシニアの方が、自身の想定以上に年齢の壁に直面し、困惑している実態が浮き彫りとなりました。現役時代に資格をしっかりと取得しておけば良かったと後悔する声も少なくなく、人材不足と言われる中でも、雇用側のニーズと求職者ニーズがなかなか思うようにマッチングしていない実態もうかがえます。

高齢者が無理なく仕事ができるよう、短時間勤務やワークシェアリングを活用するなど、いろいろな働き方や制度を用意することも必要です。人生100年時代に向け、シニアの方々が定年後もこれまでに培った知識やキャリアを生かし、社会の担い手として活躍することが期待されます。


<調査概要>
マイスター60調べ。再就職に成功した33歳から79歳までの全派遣スタッフ男女計310名を対象にアンケートを実施。全有効回答数162名の中から60歳以上の方の回答(男女計150名)を抽出し調査対象としたものです。